2005年09月04日

公職選挙法について@個人的な考え

世耕日記

更新止まってしまっていて、申し訳ありません。
実は、ここのブログの更新が
公職選挙法に抵触する恐れがあるんじゃないかと
思って、止めてるんです。

世耕弘成さんのブログによれば、

後者(ブログ、メルマガなど)については特定の候補者名を表記せず、選挙運動になっていなければ問題はない。


だそうですが。

ただ、やはり不安があります。
特定の候補者名を表記せずとありますが、
本ブログで扱う記事には、候補者の名前が入っているものが
多いです。選挙のことを扱うのに候補者名を使うなというのは
選挙に対する言論そのものを封じ込めるに等しいと僕は感じます。

また、選挙運動になっていなければいいという
考え方も、恣意的な解釈、あるいは、恐ろしく幅広い解釈が
可能なのではないでしょうか?
ほんのちょっとした事をブログに書いた、あるいは載せただけで
違反行為とみなされかねません。

こんな事情から、更新を止めているわけですが・・・
まさか、いきなり逮捕って事はないでしょうが、
やはり不安なわけです。


僕の立場を申し上げますと
幅広い層に訴えかける手段をもっているのが
マスメディアのみの時代であれば、公職選挙法の
こういう規定にも意味がありました。

しかしながら、時代は変わっています。

全ての人が、全世界に向かって、情報を発信する
手段が、今は存在するのです。

公職選挙法の「文書図画」の規定は
選挙期間の恣意的な情報統制を抑えるための規定であったと
僕は思うのですが、今は、必要ありません。

なぜなら、ネットの中で
恣意的な情報コントロールを行うには
極端な話、ネットに繋いでいる全ての人たちを
統制しなければならないからです。

そんな事は事実上不可能です。

ネットには多様な言論が存在します。
そして、特定の政治家への誹謗中傷もあれば
その政治家を応援するサイトもあります。

そうやってバランスをとるのが
ネット時代の言論のありかたであると僕は思います。

日本は、戦後、民主国家として成長してきました。

日本国憲法では、言論の自由が保証されており、
それは法によって束縛されるべきものではありません。

ネット言論の中に侮辱、誹謗中傷を恐れる人たちがいます。
実際に、そういった形での混乱はネットでは珍しい事では
ありません。

それに対する僕の考えは、シハヌーク国王の以下の言葉で
全て言い表されています。

【WIRED】「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」。これは、ノロドム・シハヌーク[シアヌークとも表記される]前カンボジア国王が、自身のブログに書き込んだ言葉だ。同性愛者の結婚を支持するという前国王の考えに、電子メールで批判が寄せられたことに対するものだが、前国王は侮辱的というそのメールの内容をブログに公開することはせず、代わりにこう綴っている。「わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には……国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある」




民主国家というのは、こういうものだと思うのです。

ですから
恣意的な解釈が可能になりかねない
今の公職選挙法の規定に関しては、
選挙後、何としても改正して頂きたいと思います。
<
posted by kanri at 05:45 | Comment(3) | TrackBack(4) | 2005衆院総選挙

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